平成30年6月議会の一般質問

1、登下校時の子ども見守り活動について

 子どもに対する犯罪や声かけ等の事案は、色々なところで発生している。大人の目の届かない死角などで発生する場合が多いので、道路、公園、共同住宅などの死角になりやすい場所の見守り活動や、交通事故を未然に防ぐという意味では、交通量の多い道路の横断時の見守り活動は大変重要なことであると考える。そこで、登下校時の子ども見守り活動について問う。

  1. 登下校時通学路の見守り活動についての学校、教育委員会の考え方の見解を問う。
  2. 本市内の各小学校区で行っていただいている、登下校中の通学路安全見守り活動の現在の状況について問う。
  3. 集団登校を行っている学校、行っていない学校について現在の状況を問う。また、なぜ集団登校を行う学校と行わない学校があるのか、その理由について問う。
  4. 池田市子ども見守り隊の現状について、現在登録いただいている方は何名いらっしゃるのか、また、各小学校区で見た場合の登録者数はどのようになっているのか。ここ数年間の新規登録者、更新者はどのような推移になっているのか問う。
  5. 子ども見守り隊と学校、教育委員会との連携体制は現在どのようになっているのか、また、今後どのように連携していこうと考えているのか見解を問う。
  6. 子ども見守り隊では、会合など特に隊員の方に集まっていただく事はありませんということになっているが、各校区の子ども見守り隊の皆様が日々どのような活動をされているのかを知ることはとても重要だと考えるが、市が中心となって隊員の皆様の意見交換の場を作ってはと考えるが見解を問う。

2、プログラミング教育の今後の進め方について

 プログラミング教育が必要とされる背景のひとつとして、第4次産業革命やグローバル化に対応する人材を育てることがある。また、IT関連のビジネスは今後ますます拡大していくと予想されており、人材育成が必須課題となっている現状がある。そして、プログラミングのコーディングなどを覚えることではなく、自分で考え、それを形にしていく、プログラミング的思考力や行動力の育成が重要とされている。その時々に合わせて柔軟に対応できる、時代を超えて普遍的に求められる資質・能力を身に付けることが最大の目的とされている。そこで、プログラミング教育の今後の進め方について問う。

  1. 小学校における、プログラミング教育のねらいは、①「プログラミング的思考」を育むこと、②プログラムの働きやよさ、情報社会がコンピュータ等の情報技術によって支えられていることなどに気付くことができるようにするとともに、コンピュータ等を上手に活用して身近な問題を解決したり、よりよい社会を築いたりしようとする態度を育むこと、③各教科等での学びをより確実なものとすることの三つと言うことですが、実際の授業では、どのような教科で、どのような方法を用いて行われていくのか問う。
  2. プログラミング教育の充実を図る上で、企業・団体や地域等と積極的に連携し協力を得ることが重要であると考えるが、今後どのような連携を考えられているのか見解を問う。
  3. 平成29年度からペッパーをお借りしている。このペッパーはプログラミング学習のツールとしては大変良いものであると考えているが、無償貸与期間は3年と聞いている。無償貸与期間終了後はどのように考えておられるか見解を問う。
  4. プログラミング教育を行う上で、子どもたちの興味を引くようなツール(例えば、ブロック式のロボットのようなもの)が必要であると思うが、ペッパー以外に何か考えられているものはあるのか見解を問う。
  5. プログラミング教育を進めていく上で、学校のICT環境整備は今後どの程度必要であると考えられているのか見解を問う。
  6. プログラミング教育を進めていく上で、現場の先生方に対して、どのような研修を行っていこうと考えておられるのか見解を問う。