平成29年6月議会の一般質問

1、災害時の避難行動要支援者対策について

  1. 要支援者対策を考える上でとても重要になってくるのが、どのようにしてたくさんの支援者を確保するかだと思います。支援者としては、自主防災組織、民生委員、地区福祉委員、消防団等の団体が考えられます。特に自主防災組織のメンバーについて固定化、高齢化の問題があると思います。固定化、高齢化にどのように対応していくか市としての見解を問う。
  2. 要支援者情報を地図上に表示し、支援が必要な方に適切な支援を行うためには要支援者支援システムと言われているようなシステムの導入が必要であると考えますが、具体的な導入計画があるのか、また、計画されている場合は、どのような機能が必要であると考えられているのか、見解を問う。
  3. 前回質問した際に、要支援者名簿の活用方法の一つとして、校区単位で活動が困難である場合や地域支援協議会設立まで期間を要する場合、地域への名簿提供についても検討したいという答弁を頂いておりましたが、具体的に地域への名簿提供はどのような手順で行われるのか、また、地域からどのような手順で名簿要求を市へ行えばよいのか具体的方法について問う。
  4. 要支援者名簿を実際に活用していこうとすると個別計画の策定を行う必要があると思いますが、この個別計画の策定方法はどのように考えておられるのか、見解を問う。

2、子宮頸がん予防ワクチンについて

  1. 予防ワクチンの接種は積極的には勧めないということになり、本市においても同様の対応がとられております。このような状態が約4年続いているわけですが、この間にどれだけの方が有効性とリスクを理解し接種されたのか、年度ごとの接種件数を問う。
  2. 予防ワクチン接種をしない方が増えたため、逆に子宮頸がんになる人が増えるのではないかという意見がありますが、がん予防のための検診の受診率向上や検診頻度を上げる取り組みは行われているのか問う。
  3. 以前質問させていただいたときの答弁でも、早急に勧奨再開の是非を判断してもらえるように、大阪府を通じて国に働きかけていただけるということでしたが、現在までの進捗状況はどのようになっているのか問う。

3、小中学校の特別教室及びプール改修計画について

  1. 小中学校の理科室や音楽室、家庭科室、技術室等の特別教室について、学校により施設の老朽化の度合いは違うと思いますが、学校によっては大変老朽化が進んでいるところもあると聞いておりますが、このような特別教室の改修計画はどのようになっているのか、具体的計画内容を問う。
  2. 小中学校のプールについて、学校によっては老朽化のために水漏れが発生し、この水漏れのためにプールの水位が低下するので、水を追加して何とか対応しているところもあると聞いております。プールの全面改修は難しいとしても、このような水漏れ対策等については早急な対応が必要と思いますが、見解を問う。
  3. 中学校水泳部の冬季の練習場所として、五月山体育館のプールを活用していこうということですが、時期や方法などどのような計画で進められる予定なのか、計画内容について問う。

4、コミュニティバス導入について

  1. 前回質問した際に市長より「近い将来、コミュニティバスを運行するということを前提に取り組む」という答弁を頂いておりますが、現在の検討状況はどのようになっているのか問う。
  2. コミュニティバスの導入に向けた、調査が平成23年度に行われておりましたが、前回の調査から6年が経過し、色々な状況も変化していると思いますので、現状にあった調査を再度予定されていないのか問う。
  3. コミュニティバス導入をする場合にどの程度の費用が必要であると考えられているのか、また、費用を抑えるためにはどのような方策が考えられるのか問う。