平成28年9月議会の一般質問

 1、災害時の避難行動要支援者対策について

  1. 現在、各校区の地域支援協議会設立に向けた説明会が終わり、各団体への説明に移っていることと思いますが、名簿の活用方法など、今後の要支援者対策の展望について問う。
  2. 説明会では各校区ごとに名簿を提供するとのことでしたが、例えば地域から希望があれば名簿を提供するなど、校区という単位にこだわらない名簿の活用について見解を問う。
  3. 支援者として、自主防災組織、民生委員、地区福祉委員、消防団等の団体を挙げられていますが、地域によってやはり偏りがあるかと思います。その中で支援者が少ない地域には、どのように対応していく考えなのか問う。
  4. 荘園の訓練では、地図に印を入れることで迅速な活動を可能にするなどの工夫を行いました。要支援者へ適切な支援を行うために地図情報を活用するなどの方策が必要であると思いますが、見解を問う。

2、不育症治療費助成事業について

  1. 近隣各市における現在の助成状況及び助成内容について問う。
  2. 本市における現在の申請状況を問う。
  3. 現在の制度では検査費用が助成対象になっていないが、不育症治療に係る検査費用についても助成対象にできないか問う。
  4. 現在の制度では治療期間終了後にしか助成申請を行うことができないが、治療途中でも助成申請を可能にできないか問う。

3、待機児童解消保育事業について

  1. 本年4月当初に95名の保育所待機児童が発生する見込みであることから、「保育所待機児童問題緊急対応宣言」を発表し、その解消に向けた緊急の取組みを進めてこられました。そして、本年4月に発生した待機児童を解消するため、待機児童解消保育施設「ふくまるキッズ園」を設置し、あわせて認可外保育施設への運営補助を行うことにより、国基準の待機児童を解消することができたということです。
  2. このような対策を行った結果、9月1日現在、利用定員に32名の空きがあるということですが、当初予想された待機児童の人数と実際の人数に大きな違いがありましたが、どのような理由であると考えられているのか見解を問う。
  3. 当初、待機児童解消保育施設として、「ふくまるキッズ園」以外にも池田駅周辺で1か所計画されていたと思いますが、この計画が変更された経緯を問う。
  4. 今後、この待機児童問題はどのように推移していくと考えられているのか見解を問う。
  5. 潜在的な待機児童は未だにおられる状況であるということですが、この潜在的な待機児童とはどのような児童のことを本市では表しているのか。また、潜在的待機児童の現状はどのように認識し、解消しようと考えられているのか見解を問う。

4、道徳教育について

  1. 小中学校の道徳の時間はこれまで教科外の活動という位置付けでしたが、文部科学省は平成27年3月、学校教育法の施行規則を改正し、道徳を「特別の教科」に格上げしましたが、この「特別の教科」と通常の教科との違いを問う。
  2. 本市における道徳の教科化スケジュールはどのようになっているのか問う。
  3. 教科化になった後の道徳と現在の道徳の違いはどのようなものか問う。
  4. 学校の道徳教育だけではなく、家庭における道徳教育も大変重要であると考えますが、家庭との連携はどのように考えられているのか問う。